目次
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原料炭を1000℃内外の温度で乾留したもので(高温乾留),燃料として使用されることはほとんどなく,冶金,製鉄,鋳造の目的に使用される.石炭に比べて揮発分が大幅に減少して,燃料比が高い割には,灰分はほとんど変化しない.コークスの強度は落下試験または回転試験によって測定される.前者は鋳物用コークスに,後者は製鉄用コークスに適用され,いずれも強度指数90以上を要求される.また,冶金,製鉄用コークスでは反応性が要求されるが,一定条件下でコークス層にCO2を通したときにCOに還元される割合をもって表す.