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固体中に気体あるいは真空状態の空間があることをいう.固体と固体の間のすきまをいうときもある.粉体がたい積した場合には,その幾何学的形状により空間の割合が決定される.構造材などの内部に空げきがあれば応力集中が発生し,破壊の原因となる.一方,熱応力緩和を目的として設計された傾斜機能材料は,積極的に微小な気孔を分布させている.さらに,空げきを積極的に利用するものとして断熱材があげられる.断熱材の空げき率は90%以上になる.なお,気液二相流中の気泡はボイドといい,その体積割合をボイド率といって,空げき率と区別している.