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二成分または多成分からなる液相が存在し得る最低温度を共融点,その温度に対応した組成を持つ液相を共融混合物,各成分がそのまま結晶化した混合固相を共晶という.合金に多く,無機結晶の水溶液から析出する含氷晶もこの例である.しかし,固溶体を形成しその溶解度に限界がある合金では,組成の異なる固溶体からなる複合組織となる.一方向凝固により層状あるいは繊維状に組織を配列させた共晶系複合材料は,高強度材,耐熱材,さらには優れた特性を持つ磁性・電子材として広く利用されている.