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相Aから相Bへの変化が生じるはずの温度以下に冷却されても,相Aの状態にあることを過冷ないし過冷却の状態にあるという.静かに冷却していくときに生じうる準安定的な現象であって,何らかの刺激例えば相Aが蒸気であれば液滴,液体であれば結晶のような核となる物質が入れば安定な相へ移行する.異質核のない状態で,ゆっくりした冷却で生ずるものを静的過冷却,安定期の成長速度を上まわる急激な冷却速度で生ずる過冷却を動的過冷却という.