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爆発限界ともいう.予混合燃焼は予混合気の中に火炎面と呼ばれる高温の反応面が形成されて,自力で伝ぱして行くという特長を持っている.しかし,火炎が伝ぱする条件には制限があり,混合比が高すぎても低すぎても,伝ぱは起こらない.この混合比の上限と下限を希薄ならびに過濃可燃限界濃度,場合によっては爆発限界濃度と呼ぶ.可燃限界は温度と圧力の関数なので,混合比で定義するよりも,断熱火炎温度で定義した方が合理的である.これを燃焼限界(火炎温度)と呼び,メタンでは大気圧において1400~1500Kである.