目次
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可逆断熱圧縮,可逆等積加熱,可逆断熱膨張および可逆等積冷却の状態変化からなる火花点火機関の理論サイクル.等積加熱は,実際のエンジンでピストンが上死点にある瞬間に燃料と空気の混合気が爆発的に燃焼することを模擬しており,一定体積で燃焼が行われるので,このサイクルを定積サイクルともいう.等積冷却は,実際のエンジンで燃焼ガスが排出されて新しい空気が吸入されることに相当する.このサイクルの理論熱効率は圧縮比が大きいほど高くなるが,実際のエンジンでは,ノッキングのために圧縮比は10程度までに制限される.