目次
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液体燃料に質量割合で5~30%の水と,必要に応じて少量の界面活性剤を加えてかくはんし,直径1~数μmの水滴を油中にコロイド状に分散させた上で(油中水滴型,逆の水中油滴型もある)噴霧燃焼させる方法で,水の蒸発の潜熱分だけ燃焼温度が低下するので,低NOx燃焼に利用される.また,水と燃料の沸点の違いから油滴内に気泡が生じ,油滴の分裂(ミクロ爆発)が起こる.分裂によって残炭径が減少し,酸化時間が短縮される上に,水性ガス反応によってすすの発生量も低下する.乳化燃焼とも呼ばれ,水をアルコールに換えることもできる.