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移動層ともいう.固体粒子層が塔内を充満しつつ重力によって徐々に下方に移動し,その間にガスと接触させることを目的としたもので,冶金・化学工業において応用されている固体粒子・ガス接触方式の一つである.塔内の移動粒子層は粒子静止層(充てん層),またはそれより幾分か充てん密度の低い状態で連続的に下降する.ガスの流れる方向は固体粒子の落下方向と向流(逆方向),並流(同方向)の場合がある.