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物質の体積を小さくして,圧力を高めるために周囲から物質に対してする仕事.準静的に圧縮する場合にその仕事は最小になり,これを準静的仕事という.現実の圧縮仕事は準静的仕事より大きい.閉じた系の準静的圧縮仕事は-pdVであり,力学的エネルギーの変化が無視できるような開いた系の準静的圧縮仕事はVdpである.ただし,pは圧力,Vは体積である.