流れがいたる所で平衡でエントロピーの非可逆的な増加がない流れ.流れの全域で等エントロピーとなり,理想気体に対しては次の式が成立する.\[p/{p_0} = {\left( {\rho /{\rho _0}} \right)^\gamma } = {\left( {T/{T_0}} \right)^{\gamma /\left( {\gamma - 1} \right)}}\]ここでpは圧力,ρは密度,Tは絶対温度,γは比熱比.非粘性でかつ非熱伝導性の流れは等エントロピー流れになる.このような流れの基礎式は,連続の式,運動量のオイラーの式とエネルギー式の代わりに用いられる等エントロピーの式である.