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多段圧縮機の圧縮段の中間で圧縮気体を冷却するために設置された熱交換器のことをいう.気体を圧縮すると一般に温度が上昇し,多段圧縮機では後段にいく程,圧縮機入口温度が高くなる.気体を圧縮するのに必要な仕事は入口温度(絶対温度)に比例して増大するから,圧縮機入口の温度を下げれば圧縮動力が低減できる.多段圧縮機ではこのことから中間冷却が行われる.中間冷却器付きの多段圧縮機を等温圧縮機と呼ぶことがある.圧縮機吸込前に設置される熱交換器は予冷器といい,圧縮機出口後に設置するものを後部冷却器という.