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静止流体中を重力の作用のもとで沈降または浮昇する物体が最終的に一定速度に達した場合の速度のことである.物体重量,浮力,流体抵抗の釣合いによって決まる.終速度は流体の運動に対する物体の追従性の目安となる.小さな物体ほど,また流体と物体の密度差が小さいほど終速度は小さな値を取り,流体運動にすばやく追従する.粒子に働く抵抗力は,粒子の速度,直径,流体の密度および粘度に比例し,ストークス,アレン,ニュートンの抵抗法則により算出される.