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粘性流体では内部に摩擦熱が発生し流体の力学的エネルギーの一部は熱に変化し,これは完全にもとの力学的エネルギーに戻すことはできない.これは普通Φと書かれ単位体積・単位時間当たりに熱になるエネルギーで示される.すなわちJ/m3sの単位を持つ.Φの式は複雑な式で機械工学便覧A5・流体工学を参照.流体の局所的なエネルギー変化を考えるときには粘性の小さい音速以下の流れではΦは省略されるが管路全体を考えるときには重要である.また音速以上の流れ,高粘度流体でも無視できない.