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高温での強度,耐酸化性,耐食性に優れ,高温での使用に耐える鋼.高温とは,明確な定義はないが,工業的には一般に623K以上の温度をさす.多種多様の耐熱鋼があるが,低合金系,20%以上のクロムを主成分として含むフェライト系またはマルテンサイト系,クロムとともにニッケルを多く含むオーステナイト系に分類できる.ボイラなどの圧力容器,工業炉,原子炉,化学反応装置,蒸気タービンや発電機の軸,排気ガス浄化装置,エンジンなどの材料に用いられる.