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溶接欠陥の一つで,溶接金属中にスラグが残ること.大気中からガスが侵入し溶接金属に悪い影響を及ぼすのを防止するため,アーク溶接ではフラックスを用いる.フラックスは溶接金属と反応して溶接スラグを形成し,溶融金属の表面に浮かび上がり溶接金属をシールドする.溶接操作が適正でないときはこのスラグが浮かび上がれず溶接金属の中に残って欠陥となる.多層溶接で前の層のスラグを完全に除去せずにつぎの層の溶接を行ったときに,スラグ巻込みの欠陥を生じやすい.