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アーク溶接機の負荷電流と負荷電圧の関係を示す特性曲線を外部特性曲線といい,垂下特性とほかに定電圧特性がある.アークが生じていない場合の電圧を無負荷電圧といい,アークを発生させると,溶接電圧は無負荷電圧より低くなり,溶接電流が増加する.アーク長が短くなると溶接電圧が低下し,短絡すると電圧が0になり,短絡電流となる.このように電流が増加すると電圧が急激に低下する特性が垂下特性である.この特性は手溶接などで手振れが生じ,アーク長が若干変動しても溶接電流が変化しない利点がある.