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粘結剤にフェノールレジンを用いたコーテッドサンドによる鋳型.200~300℃に予熱された金型模型にこの砂(コーテッドサンド)をかぶせ,所定の厚さまで熱硬化したところで金型から離して,鋳型とする.この方法は,1940年頃ドイツのJohannes Croningにより始められたことからCプロセスともいわれ,主型だけでなく中子にも利用されている.機械化が容易で量産に適しているばかりでなく,寸法精度に優れ,鋳肌がきれいである.