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被覆剤中に酸化チタンを40~50%含有し,一般にチタニア系とも呼ばれる溶接棒である.安定したアークでスパッタが少なく,再アーク性が良好で,スラグの粘性が大きく,被包性と,はく離性が良好で,美しいビード外観を形成する.浅溶込みで,アンダカットが生じ難く,作業性の良い薄板用の全姿勢溶接棒である.立向き下進溶接あるいは水平すみ肉溶接に良好な作業性を持つが,溶着金属の延性,切欠靭性と割れ感受性がイルミナイト系などに比して劣るため,重要構造物の溶接には化粧盛り以外には使用されない.