目次
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パンチとダイの間のすきまをクリアランスという.せん断加工においてクリアランスは,製品の品質を決定する重要な因子である.クリアランスが不適当であると良好な切口面を得ることができず,製品に曲がりを生ずることもある.また,クリアランスが小さいと刃先に作用する応力が高くなり,工具側面とせん断面との滑り距離も長くなるため工具寿命が短くなる.深絞り加工におけるクリアランスは,成形品側壁部の板厚に影響を与え,素材板厚よりも小さくすることにより板厚の均一化を図ることができる.