目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
金属薄板の張出し性を評価する試験法で,もっとも古くから行われ普及している実用成形性試験の一つである.試験片をダイと板押えで拘束し,穴径27mmのダイ穴径の中に直径20mmの球頭パンチで張出す試験である.エリクセン試験の試験方法および試験機については,JISにそれぞれZ2247およびB7729に規定されている.Z2247では試験片の拘束の仕方によってA法とB法に分けられている.エリクセン値は,張出し部の少なくとも1箇所に裏面に達する割れができたときまでに,パンチの先端が板押え面から移動した距離(mm)で表す.