目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
アーク溶接において,片面からしか溶接できない場合,例えば,パイプの円周溶接などでは,一方向から溶接を行い,裏側にきれいな裏波ビードを形成する溶接法が用いられ,裏波溶接という.裏波溶接には熱伝導形とキーホール形の二つの方法がある.キーホール溶接は裏面側への入熱を確保するために,溶接熱源は溶融金属の前にあり,このアークによりルート部を直接溶かし,穴を開け,溶融金属を満たしながら裏波ビードを形成する方法であり,熱伝導を利用する熱伝導形より安定した大きな裏波ビードが得られる.