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圧入軸などの接触面に微動往復滑り(フレッチング)と巨視的繰返し荷重が同時に作用して生ずる損傷をいう.フレッチングの影響層は表面下数十μmとなる.この影響層内では摩擦応力と巨視的応力の組合せ応力により早期にき裂が発生し,疲労強度が低下する.巨視的応力が比較的小さい場合には,発生したき裂は影響層内にとどまる.破壊にいたる場合は,き裂の進展速度は影響層内ではフレッチングと巨視的応力に依存するが,影響層を抜けると巨視的応力だけで決まる.