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圧入軸やボルト結合部などで金属が互いにこすれ合い,微小な滑りの繰返しを受ける場所で摩耗粉末を出して発生する表面損傷をいう.大気中では酸化現象が関与する.損傷の初期は表面の自然酸化膜の破れによる金属の凝着によるものであり,定常期は摩耗により発生した粉末のアブレシブ作用によるものと考えられている.真空中や不活性ガス中でも発生する.金属間の接触圧,繰返し滑りの振動数が高いほど摩耗率は高い.