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鉄鋼材料では,S-N曲線がある応力レベルで水平に折れ曲がり,それ以下の応力をいくら繰返しても材料が破断にいたらない限界の応力振幅が存在する場合がある.これを疲労限度または耐久限(度)という.これは疲労試験により求められる特性値で,負荷形態や試験環境によりその大きさは変化する.非鉄金属はじめ鉄鋼以外の材料では,疲労限度は存在しないことが多く,この場合には特定の破断繰返し数(通常107~108回)に対する応力振幅を疲労強度と呼び,疲労限度と同様に取扱う.【S-N曲線】