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物体が温度変化を受け,物体内部に生じた熱応力が弾性変形内である場合を熱弾性という.等質・等方性体において,熱弾性応力は線膨張係数,縦弾性係数および温度変化に比例する.熱弾性問題は温度変化に関する仮想体積力が作用する等温弾性問題とみなすことができるので,熱弾性ポテンシャル(変位成分は熱弾性ポテンシャルの座標成分に関する変微分で与えられる)を導入すれば,熱弾性問題は等温弾性問題に帰着させることができる.