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主として軸圧縮荷重を受ける棒が柱であり,その長さが断面の寸法に比較して極めて大きい柱が長柱である.一般的な定義は細長比が100以上の柱が長柱である.長柱では軸圧縮荷重がある臨界値以上になると,真直ぐなままの純圧縮の変形様式が不安定となり,曲げ変形を生じて横にたわむようになる.この現象が座屈であり,臨界荷重が座屈荷重である.長柱では座屈荷重が設計基準定荷重となることが多い.断面寸法が異なる数本の柱が直列に結合されて一本の長柱となる場合は段付長柱と呼ばれる.【座屈】