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弾性と塑性の性質を合せ持つ弾塑性体において,物体中の応力またはその組合せが,初期の降伏条件を超えると塑性変形が起こる.これを弾塑性状態という.特に塑性領域で硬化が起こらないものを弾完全(理想)塑性体という.一軸引張りの応力-ひずみ線図に示すように,塑性変形が生じるときのひずみεは,弾性ひずみ成分εe(=σ/E)と塑性ひずみ成分εpの和となり,普通の材料では塑性変形が生じるときには,必ず弾性変形も起きることになる.