目次
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外力あるいは熱の作用,時間の経過,化学反応などの種々の原因によって材料内部に不可逆的な構造変化が生じ,これによって材料の力学的特性が損なわれることをいう.損傷をもたらすおもな内部構造変化は,き裂,ボイド,分子の切断,格子欠陥などの巨視的あるいは微視的空げきの発生・発達からなるが,このほか結晶粒成長,溶質原子の析出,酸化,腐食などの構造変化も損傷と呼ぶことがある.損傷は,それが発達する原因によって,弾性損傷,弾塑性損傷,スポール損傷,疲労損傷,クリープ損傷,クリープ疲労損傷,腐食による損傷,照射損傷などに分類することができる.【損傷力学,損傷許容設計】