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物体を構成する材料の塑性変形による剛性の急激な低下と変形に伴う幾何学的形状変化により発生する不均一性の強い変形現象の総称.塑性座屈,くびれあるいはせん断帯の発生現象などがその代表である.厳密には,塑性変形状態にある物体に加えたかく乱が消滅しない場合を塑性不安定というが,荷重の増加を伴わずに変形が進行する現象をさす場合が多い.塑性不安定条件として,Considereの単軸引張下でのくびれの発生条件,二軸応力下での薄板に対するSwiftおよびHillの拡散くびれ発生条件,Hillの局部くびれ発生条件などがある.