目次
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物体に外力が作用すると,物体内で微小体積を占める部分,例えば微小な直方体の各面には,一般にせん断ならびに引張り・圧縮の応力が作用する.これにより微小部分にはせん断によるひずみエネルギーと引張り・圧縮によるひずみエネルギーが蓄えられる.作用するせん断,引張り・圧縮のすべての応力によるひずみエネルギーの和を全ひずみエネルギーという.単位体積当たりのひずみエネルギーが材料固有の限界値に達すると,材料が破壊するという考え方がある.これを全ひずみエネルギー説という.