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部材の負荷応力は時間とともに激しく変動することが多く，機械設計のうえで材料の疲労特性に対する荷重変動の影響を把握する必要がある．変動荷重には種々の様式があり，重複繰返し荷重は応力振幅が規則的に順次増大したり減少することが繰返されるような荷重様式をさす．途中で1回だけ負荷を切換えるものを二段二重と呼び，同一切換えを多数回繰返す場合は二段多重と呼ばれる．また，切換え負荷レベル数に応じて三段多重のように呼び，増大/減少に応じて漸増型/漸減型のような接頭語が用いられることもある．
