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材料の脆性または靭性を測定するための衝撃曲げ試験の一種で,試験方法などはJISに規定されている.通常,切欠試験片を用い,両端を支持した試験片中央の切欠部の背面を振子形のハンマで打撃して試験片を曲げ破断させる.打撃前後のハンマのエネルギー差から曲げ破断に要したエネルギーを求め,これを試験片切欠部の原断面積で除したものをシャルピー衝撃値といい,脆性などの尺度とする.一方,ハンマ刃先にひずみゲージをてん付して打撃時の荷重を測定し得るようにした計装化シャルピー衝撃試験も行われている.