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物体の温度に依存して放射される赤外線を測定して,物体の温度分布を知り,これにより,種々の試験を行う方法である.このような温度の変化を知ることにより,き裂の検出あるいははく離の検査を行うことができる.もう一つの利用方法として応力測定がある.これは気体を圧縮,膨張させると温度が変化する現象と同様に,固体に力をかけると体積が変化し,温度変化が生ずることを利用するものである.主応力和の値を求めることができる.引張応力に対して温度は下がるが,わずかな変化なので繰返し荷重で積算して測定する.