目次
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単軸引張試験において,最高荷重点に達すると,試験片の一部に局部収縮を生じ始め,荷重の増加とともにこの収縮が漸次大きくなる現象.くびれ(ネッキング)が発生部分から他の部分にひろがっていく場合,拡散くびれと呼ぶ.単軸引張りおよび薄板の二軸引張りに対してそれぞれConsidereおよびSwift,Hillの拡散くびれの発生条件がある.拡散くびれの発生後,一部に変形が集中した板厚方向局部くびれが発生し,まもなく板は破断する.局部くびれの発生は,Hill,MarciniakとKuczynski,Sto¨renとRiceらにより検討され,板の加工限界の予知に用いられている.