目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
材料中に存在するき裂が進展を開始する条件を意味し,通常は応力拡大係数の限界値で与えられる.破壊靭性試験では,疲労予き裂からのき裂進展開始に対応する応力拡大係数を靭性値とする.繰返し応力下での疲労や静荷重下での応力腐食割れなどでは,破壊靭性値より非常に低い応力拡大係数においても予き裂や欠陥からのき裂進展が起こる.この条件はそれぞれの破壊様式に対応した応力拡大係数の下限界値として与えられる.