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導電性の試験体に交流電流を流したコイルを近づけて試験体表層部に渦電流を発生させ,きずが存在するとコイルのインピーダンスが変化することを利用する探傷法をいう.ETと略記される.渦電流探傷試験ともいう.インピーダンスの変化はきずのみならず,材質の変化によっても生じるので,材質の検査にも使われる.一般に渦流探傷では500Hzから500kHzの周波数領域の交流が使われる.渦流探傷は導電材で,かつ表層部の検査に限定されるが,非接触測定が可能で,高温の試料を高速で探傷できる特徴がある.