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弾性体内を伝ぱする超音波の音速が応力状態に依存して変化する現象を音弾性効果といい,この効果を利用した応力評価法を音弾性という.音弾性は非破壊的に材料内部の残留応力を評価する方法の一つである.音弾性には,横波の複屈折を用いる複屈折音弾性,縦波と横波の音速比を用いる音速比音弾性,さらにSH波を用いる表面SH音弾性と斜角SH音弾性などがある.音弾性による応力評価は被測定材の組織異方性に依存し,それを前もって測定できれば精度が高いが,その値が未知であるか,大きい材料では精度が落ちる.なお,組織異方性や弾性定数を超音波で測定する方法も音弾性に含められる.【横波】