軸方向に圧縮荷重を受ける一様断面の柱の弾性座屈をオイラー座屈という.この場合の座屈荷重は次のオイラーの式で与えられる.\[{P_{cr}} = \frac{{n{\pi ^2}EI}}{{{l^2}}} = \frac{{{\pi ^2}EI}}{{l{'^2}}}\] E:縦弾性係数,I:断面二次モーメント
l:柱の長さ,l'=l/\(\sqrt n \):座屈長さ
nは端末条件係数と呼ばれ,柱の端末条件により以下のような値で与えられる.
両端回転自由 :n=1
両端固定 :n=4
一端回転自由・一端固定:n=2.046
一端自由・一端固定 :n=1/4
【ジョンソンの式,テトマイヤーの式】