目次
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流体の連続的な衝突作用により材料表面に生ずる損傷.作用流体の種類により,一部は以下の( )内に記述されるような特別な名称で呼ばれる.すなわち,液体や液滴,液体内に発生する蒸気泡(キャビテーション・エロージョン),固体粒子を含む流体(サンド・エロージョン)などの繰返し衝突または衝撃により部材表面が機械的に損傷を受け,一部が離脱していく現象.材料が受ける損傷は,エロージョンの種類や条件によって異なるが,一般に,圧縮による塑性変形,掘起こし,き裂,切削状損傷,はく離などである.流体が高速で流動する機器などで,しばしば問題になる.