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人工衛星などのシステムが,その全寿命期間を通じて遭遇する温度にかかわる環境で,外部熱環境と,システム自身が惹起(じゃっき)する内部熱環境に大別できる.衛星の場合,外部熱環境は打上げ前の地上環境,打上げ中の空力加熱,ロケットからのプレーム加熱やソークバックヒーティング,軌道上における太陽ふく射,地球アルベド,地球赤外ふく射による熱入力などがあげられる.一方,内部熱環境は衛星の搭載機器の発熱,推進系機器の噴射に伴うプルーム加熱,ソークバックヒーティングなどがあげられる.