目次
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蒸発缶で発生する水蒸気の潜熱を回収するため,発生する蒸気をより低圧の次の蒸発缶の加熱蒸気として使用し,順次低圧の蒸発を行うことにより有効に熱利用する装置.各缶に圧力差を与えるために最終缶を減圧に保つ必要があり,凝縮器および真空装置を設置する.それぞれの蒸発缶を効用缶といい,N個の効用缶を並べたものをN重効用缶という.加熱蒸気の流れと濃縮液の流れの方向により,①順流式,②逆流式,③並流式,④錯流式がある.