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蒸発缶内の加熱管がコイル状に巻かれた蒸発で,加熱管用銅コイルを数段に重ね,液量に応じ,巻数は調整される.製糖工業などに広く用いられている.中央に液の降下部があり,粘度が高く,結晶を生じやすい液に用いると能率が良い.総括伝熱係数が300~1500kcal/m2h・K程度.ボイラ給水用蒸発缶に用いるGriscom・Russell缶や,また特殊の加熱管コイルを用い,コイル外面にスケールが付着すると,冷水を通してこれを脱落させる方式のものなどがある.