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ボウルと呼ばれる大きな容器が本体となり,土砂の掘削,積込,運搬,捨土,敷きならし作業を一台の機械で行うタイヤ式掘削運搬機械である.ボウルの前端にエプロンと呼ばれる昇降可能なゲートをもち,ボウル底板の前縁にはカッティングエッジが取付けられている.ボウルを下げてカッティングエッジを地面にくい込ませて前進すると,掘削された土砂がボウル内に積込まれるのである.ボウルの大きさは,トラクタでけん引される被けん引式スクレーパで,9.1~22.7m3,自走式で8.4~33.6m3のものが製作されている.