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粒子が重力の作用で流体中を落下する現象.粒子が受ける重力,浮力および流体からの抵抗力が釣合った状態で,粒子は一定の沈降速度(終末速度)で落下する.比較的濃度の低い懸濁液を重力沈降によって濃厚なスラリーと清澄な溢流(いつりゅう)とに分けることができ,このような沈降濃縮を連続的に行う装置としてシックナがある.シックナの基本設計には回分の重力沈降曲線が使用される.懸濁液の濃度により沈降の機構が自由沈降と干渉沈降とに区別される.