目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
油を含んだ種子や果実に圧力を加えて油を搾りだす機械である.古くは「あぶらしめぎ」(油搾木)と呼ばれるてこ式の機械で,ゴマ,菜種,綿実などの油をとって,食用や照明用の灯火に用いた.近代になってねじ,水圧,油圧などを用いたバッチ式のプレスで搾るようになった.最近では連続圧搾のできるスクリュプレスなどで圧搾し,そのかすからさらに抽出法で油をとる「圧抽法」が行われている.しかし,大豆などからノルマルヘキサンを使用した連続抽出法で製油するのが食用油製造の主流となっている.