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板材の平坦度,板クラウンおよびエッジドロップらの形状を制御して圧延する圧延機.平坦度不良は,不均一な伸びにより生ずる波状形状板クラウンと,エッジドロップは板の横断面形状に関するもので,両者は相互関係を有する.これらの形状は従来作業ロールのクラウン変更およびび作業ロールベンダにより制御されていた.1970年後半頃から,より強力な形状制御手段を備えた圧延機が実用化された.ロールを点対称的に移動するロールシフトミル,スリーブ付きロールのスリーブを油圧で膨縮するミル,ロールをクロスするミルらである.