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熱延広幅帯鋼圧延における粗圧延を省略して，直接に仕上圧延機に供給できる程度の厚みの金属スラブを溶融金属から連続的に製造する装置．スラブの厚みは50mm前後の場合が多い．非鉄金属の分野では双ベルト連続鋳造機が実用化されている．鋼の分野では，浸漬ノズルを使用することができるように，幅方向中央部が漏斗状にふくらんだ形状の振動鋳型を持つ装置がまず実用化された．若干の粗圧延が必要な100mm程度の厚みのスラブを連続鋳造する設備も含まれることがある．
