目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
完全流体の場合,圧力はすべての面に一様に作用するが,容積Vの流体に微少容積変化dVを与えたときには次式で与えられる圧力変化pが生じる.\[p = - K\frac{{dV}}{V}\]は流体の特性で決まる定数であり体積弾性率,あるいは体積弾性係数と呼ばれるもので単位体積の気体が有するばね定数に対応している.気体の体積弾性率は断熱変化を仮定すると次式で与えられる.\[K = \gamma P = \rho {c^2}\]ここに,γは気体の比熱比,Pは静圧,ρは密度,およびcは音速を示す.