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冷媒の吸入・圧縮の方法によって,シリンダ容積の変化による容積形と回転する羽根車の遠心力を利用する遠心(ターボ)式に大別される.容積形は,さらに構造上より往復動式,回転式とスクリュー式に分けられる.往復動式と回転式は,空調用に小・中容量をとわず広く使われ,スクリュー式には大容量用やその制御性や特性より圧縮比の高い空気熱源ヒートポンプとして使われる.遠心式は冷凍能力0.35~35MWのものが作られており,冷媒のR11,R12などはフロン規制から1995年末に製造中止となり,代替フロンの開発が進められている.往復動式と遠心式の使用区分は冷凍能力350kW位であるといわれている.