目次
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活性炭の細孔内表面における吸着現象を利用して,ガスや液体中の汚染物質を除去する方法である.活性炭はその原料に木質系と石炭系があるほか粉末炭と粒状炭に分類され,また,細孔分布が吸着容量や吸着速度と密接な関係を持つ.活性炭の応用プロセスは,空気浄化,溶剤回収,排煙脱硫,上水処理,下水やし尿の高度処理および産業排水処理のほか生産物の精製などにも広がっている.装置方式には固定層方式や流動層方式がある.活性炭吸着法では使用済み活性炭を再生する必要があり,それには加熱再生などの手法が用いられる.